携帯メールにどう応えよう

 めずらしく、電話番号を渡した2人の男性両方から携帯メールが来た。

1. <起きてる?> 週末の明け方3時半by 34歳米国人
 確実にこのメールは、ほろ酔い加減で発信されたに違いない。センスもウィットも品もない。その瞬間について聞いているから、朝起きて夜中のメールはなんだったんだろう、とチェックしても返事のしようもない。3時半に起きていたら何をしようといのだ。ふざけるな。この内容で、この時間で許されるのはよほど親しい間柄で、眠れない夜を過ごしているときだけ。(「Lost in Translation」参照)。無視、無視。

2.<蠱惑へ。君の日曜はどう?> 30歳地元の放蕩息子
 これはなかなか考えている。日曜日がどうかと聞かれればその日でもその後でもメールが打ち返せる。ていうか現在形か過去形かぼかしている略語使用だから尚更そうだ。そして、2人の間で交わされたキーワードである、彼が私を形容した言葉の名詞で始めてある。でも逆に言えば、このメールに応えれば、その名詞を認める事になるし、否定するのも反応している。接点を持てば飛んで火に入る夏の虫だし。SATCでいうところのサマンサ度は私には皆無だ。シャーロット寄りのせいぜいミランダ。ということで結果的にこれも無視。たぶん。