プロポーズして!

 28歳の男性の同僚が数週間後に帰国したときに入籍するという。休暇中に淡々と役所の手続きをするそうだ。まるで自分のことのように、「いやだ、プロポーズして!」と叫ぶとその場にいた知らない人は私たちが婚約しているのかと勘違い。でも結婚4年目になる男性も私に同調。今後50年を左右する問題だから絶対にプロポーズとハネムーンは大切にしろ、と言う。奥さんと喧嘩になると泣きながら未だに、あのときちゃんとプロポーズがなかった、と責められるそうだ。そしてリカバリーは効かない。子供が2人も産まれてしまえば、どんなに甘い言葉をかけても「気持ち悪い、何を企んでいるの。」と切り返されるのだ、と寂しそう。

 すごい人は、水辺で花火が上がる瞬間を見計らってプロポーズしたそうだ。そこまでやれ、がんばれ!と言うが、今更答えが分かっていることをどう切り出せばいいのか、と当事者が言う。いいじゃん、結婚できて嬉しいとか幸せにするとかなんだって言えば!。同僚は、食事を取りながらでどうだ、という。私はバーで良いから夜景が見えたり、水辺が良いと主張する。当事者も、婚約者がタイプ的にそういうことを大切にするだろうと認識はしている。別の赴任地にいる同業者にはこの前ここに遊びにきてたときにお会いした。感じの良い方だった。東京湾カクテルクルーズとかどうかなあ。恵比寿のウェスティンの上という意見もあったけど、あまり慣れない雰囲気じゃない方が良いし。