再会、いろんな意味で

 久しぶりに28歳の欧州人の女友達Georginaに連絡を取る。もう休暇からは戻っているはずだと思っていたが、案の定、この3週間新しく出来た(4人の子供が別れた奥さんとの間にいる)44歳米国人と引きこもっている。「ああ、Gちゃん」とRiekoと共に毒牙にかかってしまったGの心配をする我ら。人の心配をしているひまは毛頭ないのだが。6月末に私が休暇に出る前に会ったのが最後だが、その日のランチ以来ラブラブだ。

欧州に住んでいる彼氏と会う前に関係は持てない、と昼食を挟んで話していたその晩に関係が進展したそうだ。ああ、弱き者よ、汝の名は女。そしてその翌々日には欧州在住の彼氏へ丁寧なメールで別れを告げたそうだ。そして1週間経って、丁寧なメールで別れの了承が来て事は終わったそうだ。なんとすっきりした別れ。羨ましい。

 やたらと周りを最近20台後半で固められている私だが、今朝は30に手が届きそうな和みキャラの欧州男児と乗馬に行ってきた。帰りに数少ない高級ホテルで朝食を取ろうと言われて2時間ばかりゆっくりと話も弾んで楽しい時間を過ごし、さて外を回って帰ろう、というと外で西仏人が寝椅子に寝そべっていた。狭い世界である。サングラスをかけて寝そべっている姿は悪くない。初めてパーティーで会ったときの印象だ。この人は週末光るタイプなのだろう。一緒に居た欧州男児こそが、パーティーで西仏人に気をつけるように言った子だったので、立ち去った後で詳細を聞き出す。湖畔での週末で、水泳を楽しむかのように見せて、数少ない女性である別のスペイン人を追いかけていた後、2人で長らく消えていたという話。それだけのことではあるが、この西仏人はお呼ばれしていても自分のことしか考えていないから、周りの空気とかおかまい無しだ。そういう態度が不評を買ったのだろう。目出たい本人は男性の嫉妬だと思っているだろうけど。