普段から甘え上手になってみよう

 アンパンマンが家庭菜園のルッコラを取りに来てください、と言うので、ルッコラを取りにいったら、また花束をもらった。ひまわりが私のイメージだそうだ。お金に自由が利かない日本人から2度目の花束をもらうと危うく、ほだされそうになる。一度くらいまた家での食事会に呼んであげた方がいいかなあ。モテ慣れていないとすぐに律儀に返礼しようとしてしまう。なんていい奴なんだ、私。
 あーら、ありがとう、ふふ、と笑顔で受け取ってあげる事が最大の返礼、くらいにしてみたいものだ。以前も、2、3回二人でご飯を食べた日本人も三度目にして借りを返したくなって、ビールを持ち込んだ挙げ句に請求書を受け取った。うーん、求められているのはそういうことじゃなくて、これもやはり笑顔で「ビール持ってきたよ♡」程度で良かったのじゃなかったのか。そして間で仕事で抜けなくてはならなかった私を、そのビールを飲んで待っている、と言っていたのを「申し訳ないから」と断った。これも思い返せば好意に甘えるべきだったんだろうなあ。でも戻って飲み直すのめんどうくさかったんだもん。

 相手に合せたり、相手が望むような行動を取るのが得意な人がいる。見習ってみようかな、とは思うし、そしてこれからの課題ではあるんだが、いざ、一緒に時間を過ごすのは限定的でいいや、と思っている相手から声がかかるとついつい自分に正直な反応をしてしまう。後になって、ああ、もう少しかわいらしい態度を取ってあげても良かったかな、と思うけどまた同じ状況になったら同じように自分に素直に行動するんだろう。ほんとにそれでいいのか、おい。
 とりあえずまた友人で練習していく。土曜日に一緒に乗馬に行く事になったJが迎えにいこうか?と言ってくれたから素直に受ける。べつに運転手がいるからいいんだけど、と思ったのだが練習、練習。