若い男性達に慕われるのは素敵な事なんだろう、きっと

 たぶんこの日常は、おじさんが女子大生に囲まれることに匹敵するのだろう。それともジャニーズと戯れる森光子か。
土曜日は号令をかけて21歳から一つ上までの同僚男性6人と家具を見に行き、ついでにお昼も食べた。出欠の連絡がないので会ったときに都合を聞くと「え、あれは強制参加じゃないんですか?命令だと思っていましたよ。」と返って来た。それもどうかとは思うが。その晩は盆踊りの後で社外の若い男性3人と軽く飲む。支払いの段になって「いえ、いえ、レディーはけっこうです。」と言うので素直に従うことにするが、飲んでいる場では「姐御」だとか「先輩」だとか呼びかけられていてあまりレディーな気はしない。「下ネタを許容してくれるから好きなんです」、というのが先方が私と一緒に飲んでいる理由だそうだ。あまり褒められた理由じゃないと思うし、ただただ慣れているだけで許容しているわけでもないが。

 そしてネットでテキサス在住のアメリカ人の弟分に出逢う。彼と最初に知り合ったのは約10年前だ。そして最後に会ったのは私が離婚した直後。家に潜んでいるかもしれない元夫を警戒して、荷物の引き取りに付いてきてくれた当時の同僚な弟分だ。いい奴だ。彼には当時、私に対する明確な恋愛感情があったのだ、と主張する弟と同じ部署だった子もいるが言いよられた事もない。10歳の歳の差があるのは幸いだったかもしれない。まあ、当時私は結婚もしてたし。
不思議な縁だな、と思う。関係は限りなく従兄弟だ。誰も彼も限りなく従兄弟だ。まずい。