また家族に紹介だよ、おい

 ずいぶん長い事放っておいたと思ったらなんの、ほんの2ヶ月程度だった。月日の経つのが早い事よ。この2ヶ月の間に正式なパートナーに昇格させてあげた。欧米人主催の会合にはパートナーとして連れて行くし、一部の同僚にも彼氏の存在を話したし。なんだい、まったくステディじゃないか。
 そして来た来た来た、と思ったとおりに観光名所である彼の地元にぜひ行こう、とのお誘い。そしてついでに自宅にも行こう、と。自宅って車でそこから3時間位かと思ったら12時間、飛行機だと無駄に乗り継いで3、4時間。なんでわざわざ自宅に寄るの〜。すると「思いついたんだけど」と最後の晩に子供と食事をしよう、と言う。自分にとっても最後の晩だし、私も紹介できるし。いや、観光地から直接私だけ帰ればお子さんと水入らずの時間を過ごせるじゃんと言う言葉は飲み込んだ。

 このブログを書く時間が取れているのは彼が先に自宅に戻ったからである。そして地元では両親よりも近しいおじいさん、おばあさんにも会う事になっている。おじいさん、太平洋戦争に行っているんじゃなかったっけ。そして両親の家に取りにいかなきゃならないものがあるから、っておい、ご両親にも会うの?最後の晩はお兄さんの家に泊まって飛行場に行くって、どうしてそのままホテルから飛行場じゃないのかしら。

 この話をすると「順調ですね」と言われるけど、梯子なんてどの段階で外されるか分かったものじゃない。それに地元や自宅に行って、すみません、無理です、って私が思うかもしれないし。微妙なお年頃のお子さんと対峙できるかわからないし。とりあえず20数時間かけて数日間米国で過ごす。