アラフォーの結婚って、わりとイイ。
大人婚とは三カ年計画だと思っている。自分はどうだったかというとまあ、結果七カ年くらいではあるのだが。
その間何が大事だったかというと、周りの友人のプレッシャーである。「いいんだよ、独身のままだって、自分らしくいれば」と言うやさしい友人もいたけど、大半は「誰でも良いから結婚しろ」だの「それじゃあ負け犬まっしぐらだ」とか(ちなみに酒井順子氏著の「負け犬の遠吠え」は必読。)まるで自分を既婚者の会の罠にいれようかとするかのごとく私のファビュラスな独身生活を否定してくれたこと。一時期は本当で独身の私に嫉妬しているのかと勘ぐるほどに結婚しろーを連発する友人達だった。
強い意志がないと、なかなか分別のついた大人になってから結婚するのは難しい。一人で楽しくうまく生きる術を見つけてしまっているから。いやあ、私もいざ結婚するとなったときに躊躇したこと。ある程度社会的保守性を身につけていて、結婚願望もあるのに、だ。結婚前に別の人とちょっと同棲するときもいやいやだった。生活の変化というのは面倒なものである。でも、結婚してみて、地に足がついてユニットで物事を考えられるって良い。チームで物事に対処できるのって良い。人の為に何かをちょっと犠牲にしたりするのって良い。子供がいたらなお良いのかもしれないが、それは授かり物だからなんとも。
- 作者: 酒井順子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/10/28
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