卵子採取する?凍結する?
ひゃー、Facebook社とアップル社が卵子凍結を社員の福利厚生に足したって。
これは不妊治療や養子縁組費用に加えて、よ。
そりゃさ、私も凍結させとけ、とか言ってみたけどさ。
なんか子供のいない夫婦って、ちょっと肩身狭くしなきゃいけないみたいなとこがある。
「お子さんは?」の質問や、子育ての話で盛り上がっているのを横目にみて。
まあ、でも人生って自分の状況を肯定するしかないわけだし。
42でまだイキの良い卵子ってわかったけど、どうにも採取に踏み切れなかったんだよね。
人工的に胚を作る方が障害の率も下がるとか、
卵子提供してもらいますかとか、サロゲートは考えますか、とか、言われても
繁殖や誕生ってもっと神秘的で良いのじゃないかとか甘ったるいことを思ってた。
そして積極的な不妊治療に踏み切らない自分に罪悪感があった。
でも子宮の間で邪魔している膜を焼き切る手術はしたんだよ。
術後「大成功!」と言われたのに、
では、不妊治療進めますかという時にエコー検査したら、まだ膜があるからだめって。
採血しながら涙が出て来たら通りすがりの看護師に「採血、すぐに終るから大丈夫」と慰められて大笑いしちゃった。
なんか自然界が大きく抵抗しているような気がして、無理するのはやめよう、って思った。
私は授からなかったんだから、それはそれだと受け止めたい。
でも子供は欲しいけど、お相手がいなくてもうすぐ35歳になります、なFB社勤務の女性とか
卵子凍結させるのかなー。
いや、そうしたら、と私も言ったんだけどさ。